岸田首相 4月10日に日米首脳会談 国賓待遇は9年ぶり

岸田総理大臣はことし4月10日にアメリカでバイデン大統領と日米首脳会談を行うことになりました。国賓待遇での公式訪問で、日本の総理大臣としては2015年の安倍元総理大臣以来9年ぶりとなります。

これは林官房長官が閣議のあとの記者会見で発表しました。

それによりますと、岸田総理大臣は、国賓待遇でアメリカ・ワシントンを公式訪問し、4月10日にバイデン大統領と日米首脳会談を行うほか、公式晩さん会などに出席する予定で、政治、安全保障、経済、人的交流を含む幅広い議題をめぐって意見が交わされます。

日本の総理大臣の国賓待遇でのアメリカへの公式訪問は、2015年の安倍元総理大臣以来9年ぶりで、岸田総理大臣がアメリカ議会で演説を行うことも調整されています。

林官房長官は「国際社会がさまざまな課題に直面する今こそ、日米の固い結束が重要だ。今般の訪問は、両国の緊密な連携をいっそう深め、強固な同盟を世界に示すうえで大変有意義なものになる」と述べました。