東京23区の消費者物価指数 前年同月比1.6%上昇

東京23区の今月の消費者物価指数は、速報値で、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月より1.6%上昇しました。上昇率が1%台となるのは、おととし5月以来、1年8か月ぶりです。

総務省によりますと、東京23区の生鮮食品を除いた消費者物価指数は、今月中旬時点の速報値で、2020年の平均を100として105.8となり、去年1月の104.2から1.6%の上昇となりました。

先月の2.1%から0.5ポイント下がった形で、上昇率が1%台となるのは、おととし5月の1.9%以来、1年8か月ぶりとなります。

これは、政府の電気代や都市ガス代の負担軽減策で指数が押し下げられたことや、宿泊料の上昇率が縮小したことなどが主な要因です。

また、「生鮮食品を除く食料」は去年の同じ月より5.7%上昇しました。

上昇率は先月から0.3ポイント縮小しましたが、高い水準が続いています。

具体的には、
▽「鶏卵」は24.3%、
▽外食の「フライドチキン」は19.2%、
▽「調理カレー」は18.9%、
▽「アイスクリーム」は12.9%、
▽「あんパン」は10.5%上がっています。

このほか、
▽「キャットフード」は32.1%、
▽「宿泊料」は26.9%、
▽「トイレットペーパー」は15.9%上昇しています。

東京23区の指数は、全国に先立って公表されるため先行指標として注目されています。

今月の全国の指数は来月27日に公表されます。