大相撲初場所12日目 見どころ 霧島は玉鷲 琴ノ若は阿武咲と

初場所は11日目を終えて
▽1敗で琴ノ若、
▽星の差1つの2敗で、横綱 照ノ富士、大関 霧島と豊昇龍の合わせて3人が追いかける展開となっています。

このうち、霧島は結び前の一番で過去8勝2敗と勝ち越している玉鷲と対戦します。

霧島としては玉鷲が得意とする突き押しをしのぎながらまわしを取り、自分の有利な体勢に持ち込みたいところです。

勝ち越しがかかる玉鷲は、鋭い踏み込みから突き放して距離を取ったまま攻めることができるかがポイントです。

また、琴ノ若は阿武咲と初顔合わせの一番が組まれました。

琴ノ若は今場所、得意の四つでも磨いてきた突き押しでも白星を重ねていて、前に圧力をかけて攻め込んで主導権を握りたいところです。

阿武咲としては、持ち前の突き押しやもろ差しからの寄りなど、攻めの速さを生かせる展開に持ち込めれば勝機が生まれます。

このほか、結びの一番では照ノ富士と新入幕で3敗の大の里が対戦します。

新入幕力士と横綱との一番が組まれるのは平成26年秋場所で逸ノ城が鶴竜、白鵬の2人の横綱と対戦して以来、およそ10年ぶりです。