谷川弥一氏が議員辞職 政治資金事件で略式起訴 長崎3区補選へ

自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる事件で、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で略式起訴され、自民党を離党した谷川弥一 衆議院議員が24日、議員を辞職しました。

谷川弥一衆議院議員は今月19日に略式起訴されて自民党を離党し、22日、額賀衆議院議長あてに議員辞職願を提出しました。

これを受けて、24日に衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、辞職願が提出されたことが報告され、このあと額賀議長が辞職を許可しました。

谷川議員は衆議院長崎3区選出の当選7回で82歳。地元で建設会社を創業して社長を務めたあと、県議会議員を経て、2003年の衆議院選挙で初当選し、農林水産政務官や文部科学副大臣、衆議院の文部科学委員長などを務めました。

谷川議員の辞職に伴い、衆議院長崎3区では公職選挙法の規定に基づき、ことし4月に補欠選挙が行われる見通しです。