ネットフリックス 世界の会員数 去年10~12月で1300万人余増加

アメリカの動画配信大手、ネットフリックスは23日、去年10月から12月までの3か月間の決算を発表し、世界全体の会員数がこの期間に1300万人余り増え、増収増益となりました。

ネットフリックスの去年10月から12月までの決算発表によりますと、去年12月末時点の世界全体の会員数は2億6000万人余りと、3か月前と比べて1300万人余り増えました。

アカウントの共有を禁止する対応をとったことや、広告付きの割安プランの導入が効果をあげたとしています。

また、売り上げは前の年の同じ時期よりおよそ12.5%増えたほか、最終的な利益も前の年の同じ時期のおよそ17倍となり、会員数の増加を背景に3期連続の増収増益となりました。

アメリカのネット動画配信サービスをめぐっては、ウォルト・ディズニーも広告付きの割安なプランを導入し、顧客の獲得競争が激しくなっています。

会社は決算とあわせて、アメリカのプロレス団体、WWEと提携し、この団体の主力番組を来年1月からオンラインで中継すると発表しました。

今後、スポーツ中継などの配信を増やし、会員数の増加を目指す方針です。