中国 雲南省で山崩れ 31人の死亡確認 厳しい寒さの中救助続く

中国内陸部の雲南省で22日に発生した山崩れで、巻き込まれた40人余りのうち、これまでに31人の死亡が確認されました。現場では厳しい寒さの中、救助活動が続いています。

国営の中国中央テレビによりますと、内陸部 雲南省の昭通にある村で22日に発生した山崩れでは、日本時間の23日午後5時40分までに、31人の死亡が確認されました。

巻き込まれた人の数について、当初、地元当局は、47人としていましたが、その後、3人と連絡がとれ無事が確認できたとして、44人に修正しました。

今も10人以上の行方がわかっておらず、地元当局は1000人以上の救助隊員を現地に派遣して捜索を行っています。

専門家の現地調査によりますと、山頂付近から幅100メートル、高さ60メートルにわたって急な斜面が崩れ落ち、大量の土砂となって住宅が建ち並ぶ地域に流れ込んだとみられるということです。

現地では雪が数日間降る予想で、最高気温も0度前後と厳しい寒さの中、救助活動が続いています。