株価 値上がり 終値 バブル期以来33年11か月ぶり3万6000円台に

週明けの22日の東京株式市場、日経平均株価は値上がりし、終値としてはバブル期の1990年2月以来、33年11か月ぶりに3万6000円台となりました。

▽日経平均株価、22日の終値は、先週末の終値より583円68銭高い3万6546円95銭で、終値として、バブル期の1990年2月以来となる3万6000円台となりました。

▽東証株価指数=トピックスは、34.89上がって2544.92。

▽一日の出来高は14億8464万株でした。

22日の東京株式市場は、ほぼ全面高の展開となりました。

値上がりの背景には、アメリカの株式市場の好調さがあります。

先週末、19日のニューヨーク市場では、ハイテク関連の株価が大きく値上がりするなど、主要な株価指数がそろって上昇しました。

この流れを引き継ぎ、22日の東京市場でも投資家の積極的な姿勢が強まり、取り引き開始直後から、半導体や電気機器、機械関連などで買い注文が優勢になりました。

取り引き終了直前には上昇幅が拡大し、一時、600円を超える場面もありました。

終値がバブル期以来の高値を更新するのは、先週末に続き、2営業日連続です。

投資家の関心は、23日に発表される日銀の金融政策決定会合の結果と、その後の植田総裁の会見に集まっていて、その内容が当面の株価を左右する材料になりそうです。