政治

谷川弥一衆院議員が辞職願を提出 政治資金パーティーをめぐり

自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる事件で政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で略式起訴され、自民党を離党した谷川弥一衆議院議員が22日、衆議院に議員辞職願を提出しました。

谷川弥一衆議院議員は今月19日、自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる事件で政治資金規正法違反の虚偽記載の罪で略式起訴され、自民党を離党しました。

そして谷川議員は22日午後1時ごろ、額賀衆議院議長あてに議員辞職願を提出しました。

今月26日の通常国会の召集日に本会議で辞職が許可される見通しです。

谷川議員は、衆議院 長崎3区選出の当選7回で、82歳。

地元で建設会社を創業して社長を務めたあと、県議会議員を経て2003年の衆議院選挙で初当選し、農林水産政務官や文部科学副大臣、衆議院の文部科学委員長などを務めました。

谷川議員の辞職が許可されれば、衆議院長崎3区では公職選挙法の規定に基づき、ことし4月に補欠選挙が行われる見通しです。

林官房長官「説明責任を果たすことが重要」

林官房長官は22日午後の記者会見で「個々の議員の出処進退について政府としてコメントは控えるが、一般論として申し上げれば、それぞれの政治家が必要に応じて適切に説明責任を果たすことが重要だ」と述べました。

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