岸田首相 麻生副総裁や茂木幹事長と会談 今後の対応を意見交換

岸田総理大臣は、自民党の麻生副総裁や茂木幹事長と会談し、岸田派の解散検討を表明したことを踏まえ、今後の対応などをめぐって意見を交わしました。

岸田総理大臣は、午後3時半ごろから、自民党本部で麻生副総裁、茂木幹事長とそれぞれ個別に会談しました。

この中では、18日、みずからが会長を務めていた岸田派の解散の検討を表明したことを踏まえ、今後の対応をめぐって意見を交わしました。

また、来週予定する党の「政治刷新本部」の中間的な取りまとめの内容についても議論しました。

岸田派の解散の検討表明を受けて、麻生派や茂木派の中には「適切に対応していた派閥まで解散する必要はない」とか「突然の話で違和感がある」などといった意見があり、党内からは今後の政権運営に影響が出るのではないかという見方が出ています。

会談のあと、岸田総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し、「党の政治刷新本部の今後の対応について意見交換を行った。こうした意見交換を踏まえ、国民の信頼回復のために政治刷新本部の議論を進めていきたい」と述べました。