石川 輪島市で「り災証明書」受け付け始まる

今回の地震で多くの建物が倒壊するなど深刻な被害が出ている石川県輪島市では、被災した人が公的な支援を受けるために必要な「り災証明書」の窓口での受け付けが19日から始まりました。

「り災証明書」は、台風や地震などで住宅が受けた被害を証明する書類で、保険金の受け取りや公的な支援を受けるために必要となります。

「り災証明書」の申請の受け付けが19日午前9時から、輪島市役所で始まり、被災した人たちが次々に1階に設置された専用の窓口を訪れました。

そして、自宅の住所などを用紙に記入し、市の担当者から支援制度についての説明を受け、中にはその場で証明書を受け取る人もいました。

市によりますと、「り災証明書」の発行は通常、申請のあと現地で被害の状況の調査を受ける必要がありますが、大規模な火災が発生した河井町の「朝市通り」の周辺については、すでに現地での調査が行われたとして、その場で証明書を発行しているということです。

申請に訪れた42歳の男性は、「自宅が地震で崩れてしまい、その後、火事で焼けてしまいました。仮設住宅に応募したので、まずは入って落ち着きたいと思います」と話していました。

また、76歳の女性は、「通帳など大事なものがすべて燃えてしまい、お金もありません。受け取った、り災証明書で、通帳などを再発行するところから始めようと思います」と話していました。