自民 無派閥議員の有志 新グループ立ち上げ政治改革など議論へ

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を踏まえ、党内で無派閥で活動する中堅・若手議員の有志が新たなグループを立ち上げて政治改革などを議論することになりました。

18日は自民党の赤澤財務副大臣や坂井元官房副長官など13人が国会内で会合を開き19日、無派閥で活動する党の中堅・若手議員の有志で新たなグループを立ち上げることを確認しました。

グループでは、週に1回程度、政策の検討や情報交換を行い、まずは政治資金の透明性を確保する方策や派閥のあり方などをめぐって意見を交わし、党の「政治刷新本部」の議論に反映させたいとしています。

赤澤氏は記者団に対し「われわれは政策集団だと思っており、きちんと政策を議論し、まとまったら発信するという行動はありうる。ただ総裁選挙で誰に投票するかは拘束しないので派閥ではない」と述べました。