共産 党大会最終日 衆院選に向け野党共闘の再構築など決議採択

共産党は党大会最終日の18日、次の衆議院選挙に向けて野党共闘の再構築を目指すことなどを盛り込んだ決議を採択しました。このあと午後には新たな執行部人事が発表されます。

4年ぶりとなる共産党の党大会は、今週15日から静岡県熱海市の党の施設で開かれていて18日、最終日を迎えました。

午前中は、田村政策委員長が、今後の活動方針となる決議案について、党大会で行われた討論の内容を報告しました。

そして
▽次の衆議院選挙では比例代表で躍進することを軸に据えて議席の増加を目指すとともに、野党共闘の再構築のため可能な努力を行うことや
▽ジェンダー平等の実現のため女性幹部をさらに増やすことを含め、努力することなどを盛り込んだ決議が採択されました。

このあと午後には、新たな執行部人事について検討する中央委員による総会が非公開で行われ、その後、再開される党大会で発表されます。

共産党では志位氏が20年以上委員長を務めていることなどから、交代するのではないかという見方が出ていて、新たな執行部人事では田村氏をはじめ女性や若手の登用が進むのかが焦点となります。