相模原の強盗傷害事件 男性が「うそだった」と警察に説明

17日夜、相模原市の路上で50代の男性が2人組の男に刃物で刺され現金を奪われたという通報がありましたが、その後、男性が警察に対し「うそだった」と説明していることが分かりました。警察は事件自体がなかったと断定し、うその説明をした背景などを調べています。

17日午後9時ごろ、相模原市中央区上矢部の路上で50代の男性の妻から「夫が帰宅中に刺された」などと警察に通報があり、男性は警察官に対し自転車に乗った2人組の男に刃物で腹部を刺され、現金およそ20万円を奪われたと説明しました。

男性は軽いけがをして病院に運ばれ、警察が強盗傷害事件として捜査していましたが、18日朝になって男性から「強盗はうそでナイフは捨てました」と警察署に電話があったということです。

現場の周辺の防犯カメラには、2人組の男は写っていなかったということで、警察は事件自体がなかったと断定し、うその説明をした背景などを調べています。