気象・災害

石川 七尾の特別養護老人ホーム 非常食続き 体力低下が懸念

石川県七尾市の特別養護老人ホームでは地震の影響で調理に水が使えず、非常食中心の食事が続いていて、入居者の体力の低下が懸念されています。

七尾市の能登島地区にある「のとじま悠々ホーム」では、およそ50人の入居者が生活していますが、地震で井戸水をくみ上げる設備が被害を受けました。

設備は補修されましたが、水質検査が終わっていないことから水を飲料水として使えない状況が続き、食事を調理して提供することができません。

入居者の食事は、のどに詰まらないよう固いものを避け、スプーンでつぶしたりペースト状のものを出したりする必要があり、地震直後は非常食のおかゆやゼリーなどでしのいできました。

その後も、ベビーフードや、ペースト状のレトルト食品を提供してきましたが、単調な味が続いて食べる量も減り、施設では入居者の体力低下を懸念しています。

また、牛丼やカレーなど一般的な非常食は届いたものの、水を加えてミキサーで細かくする必要があり、現状では利用できないということです。

のとじま悠々ホームの川畑大輔副施設長は「水分や栄養が足りず体調を崩す人もいます。水が使えるようになれば徐々に日常の食事に戻せるようにしていきたい」と話していました。

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