ことしの政党交付金 9党に総額315億円余交付へ

ことし、各党に交付される予定の政党交付金は、9つの政党に対し総額315億円余りで、自民党には最も多い160億円余りが、立憲民主党には68億円余りが交付される見通しです。

政党交付金は政党助成法に基づき、毎年1月1日現在で、所属する国会議員の数や過去の国政選挙の得票数に応じて、総務大臣に届け出を行った政党に交付されるもので、16日、届け出が締め切られました。

ことしは9つの政党が届け出を行い、国民1人あたり250円にあたる総額315億3600万円が交付されます。

各党に交付される予定の政党交付金の額を試算すると、
多い順に
▽自民党が160億5300万円、
▽立憲民主党が68億3500万円、
▽日本維新の会が33億9400万円、
▽公明党が29億800万円、
▽国民民主党が11億1900万円、
▽れいわ新選組が6億2900万円、
▽社民党が2億8800万円、
▽参政党が1億8900万円、
▽教育無償化を実現する会が1億1800万円となっています。

共産党は政党交付金の制度に反対して、交付金を受け取っていません。

政党交付金は新年度・令和6年度予算案が成立すれば、年4回に分けて各党に交付されます。