大相撲初場所 大関 貴景勝 4日目から休場 首の痛み

貴景勝は今場所、初日から2連勝としていましたが、3日目の16日、平幕の若元春に敗れ初黒星を喫しました。

師匠の常盤山親方によりますと、2日目の熱海富士との取組後に以前から痛めていた首の状態が悪化し右腕に力が入らない状態だということで病院を受診した結果「けい椎症性神経根症」でおよそ2週間の治療を要する見込みだと診断されました。

このため、日本相撲協会に届け出て初場所4日目の17日から休場することになりました。

貴景勝の休場は去年の名古屋場所以来11回目で、17日対戦する予定だった小結の宇良は不戦勝となります。

また、常盤山親方によりますと再出場は考えていないということで、このまま今場所を終えると次の春場所を「角番」で臨むことになります。

常盤山親方は「本人が言うぐらいだから相当痛いのだろう。体が一番大事なのでゆっくり集中して休ませてやりたい」と話していました。