ロシア 長距離戦略爆撃機 日本海の公海上空を飛行と発表

ロシア国防省は16日、長距離戦略爆撃機が日本海の公海の上空を飛行したと発表し、日本や、対立を深めるアメリカをけん制するねらいとみられます。

ロシア国防省は16日、2機のツポレフ95長距離戦略爆撃機が日本海の公海の上空で定期的な飛行を行ったと発表し、映像を公開しました。

ロシア空軍のスホイ35戦闘機などを護衛として伴いおよそ7時間にわたって飛行したとしています。

空軍の司令官は「飛行は国際法に厳密に従って実施された。パイロットは北極圏や北大西洋、黒海、バルト海、太平洋の公海の上空で定期的に飛行している」としています。

ロシアとしては、核兵器も搭載できる戦略爆撃機を日本の周辺で飛行させることで、日本や、ウクライナ侵攻で対立を深めるアメリカをけん制するねらいとみられます。