維新 馬場代表“万博運営費赤字の場合 党の責任の取り方検討”

日本維新の会の馬場代表は、来年の大阪・関西万博の開催が、能登半島地震の復興につながると強調した上で、運営費に赤字が生じた場合、誘致を推進してきた党として、責任の取り方を検討する考えを示しました。

日本維新の会の馬場代表は、日本外国特派員協会で記者会見し、能登半島地震による大阪・関西万博の開催への影響について「万博の成功が震災復興や経済の活性化につながることを信じて歩みを進めたい。万博を中止や延期して地震対応の費用を捻出するのは違う」と述べました。

その上で、万博の運営費に赤字が生じた場合、誘致してきた党の責任について「政治的な責任はある。赤字になった際にどういう責任の取り方をするのか、メンバーで協議して決めたい」と述べました。

一方、馬場氏は去年、共産党について「無くなったらいい政党だ」と批判したことに関連し「トップの委員長が何十年も変わらず、党のあり方を批判した党員を除名するなど、民主主義とは言えない。私の発言の真意を知った人からは賛意も寄せられた」と述べました。