通常国会 今月26日に召集へ 6月23日までの150日間

新年度予算案などを審議することしの通常国会は今月26日に召集されることになりました。自民党が召集日に衆議院で、岸田総理大臣の施政方針演説などを行いたいと提案したのに対し、立憲民主党は演説の前に政治とカネの問題をテーマに予算委員会で集中審議を行うよう求め、引き続き与野党で協議することになりました。

16日午前開かれた衆参両院の議院運営委員会の理事会には、林官房長官が出席し、通常国会を今月26日に召集するとともに、新年度・2024年度予算案をその日のうちに提出することを伝えました。

通常国会の会期は、6月23日までの150日間となります。

また、衆議院の理事会で自民党は、召集日の26日に岸田総理大臣の施政方針演説など政府4演説を行ったあと、29日と30日に各党の代表質問を行いたいと提案しました。

これに対し立憲民主党は、政府4演説の前に、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、政治とカネの問題をテーマに予算委員会で集中審議を行うよう求め、引き続き与野党で協議することになりました。

通常国会では能登半島地震への対応が議論されるほか、政治資金規正法の改正も含めた政治改革が焦点となります。