大相撲初場所 3日目 初日から2連勝 大関 霧島は熱海富士と対戦

大相撲初場所は3日目、横綱昇進に向けて初日から2連勝とした大関 霧島は先場所、優勝を争った21歳の熱海富士と対戦します。

霧島は2日目の15日、過去の対戦で負け越していた大関経験者の小結 高安に勝って、初日から2連勝としました。

3日目の16日は、前頭筆頭の熱海富士との一番が組まれました。

初顔合わせとなった先場所14日目の取組は、互いに2敗でトップで並ぶ状況で対戦し、霧島が「寄り切り」で勝ちました。

霧島は左四つ、熱海富士は右四つの、いわゆる「けんか四つ」の対戦で、霧島としては、持ち前の力強いおっつけで差し手を許さず、自分の形に持ち込みたいところです。

熱海富士としては、前に圧力をかけ続けて、霧島に十分な体勢を作らせないことがポイントになりそうです。

また、15日に初黒星を喫した横綱 照ノ富士は、結びの一番で、過去4勝2敗と勝ち越している関脇経験者の阿炎と対戦します。

照ノ富士は、阿炎の激しい突き押しを重い腰を生かしてしのいで組み止めることができるか、阿炎は、距離を取りながら攻め続けることができるかが、勝利のかぎを握りそうです。

このほか、霧島を除く大関2人のうち、豊昇龍は新小結の宇良と、貴景勝は2日目で照ノ富士を破った関脇経験者の若元春と対戦します。