テニス全豪OP 大坂なおみ 復帰後初の四大大会 初戦で敗れる

テニスの大坂なおみ選手が、出産からツアー大会に復帰して初めての四大大会となる全豪オープンに出場しました。試合は、女子シングルス1回戦でフランスの選手に、セットカウント0対2で敗れたものの、随所に力強いサーブやショットを見せて会場を沸かせました。

去年7月に女の子を出産し、今シーズンからツアー大会に復帰した元世界ランキング1位の大坂選手は15日、全豪オープンの女子シングルス1回戦に出場し、最新の世界ランキングで19位のフランスのキャロリン・ガルシア選手と対戦しました。

四大大会への出場が2022年の全米オープン以来となる大坂選手は、第1セットの立ち上がりから力強いサーブで相手を崩すなど、持ち味を発揮しましたが、第5ゲームでショットにミスが出てブレークを許し、このセットを4-6で落としました。

第2セットも、サーブから試合を組み立て、勝負どころでコースを突いたフォアハンドのショットを決めた大坂選手でしたが、相手も譲らず、タイブレークにまでもつれる展開になりました。

大坂選手は、サービスエースで先にポイントを奪いましたが、流れをつかみきれず、最後は相手に押し切られてタイブレークの末に6-7で、このセットも奪われました。

この結果、大坂選手はセットカウント0対2で敗れ、復帰後、初めての四大大会初戦を白星で飾ることはできませんでしたが、ランキング上位の相手に随所で持ち味を発揮し、会場を沸かせました。