自民 谷川弥一議員が長崎県連会長を辞任 政治資金めぐる問題で

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受け、安倍派に所属する衆議院長崎3区選出の谷川弥一議員が長崎県連の会長を辞任しました。

自民党長崎県連は県庁で記者会見を開き、衆議院長崎3区選出で県連会長を務める谷川弥一議員から15日朝、「一身上の都合で会長を辞任したい」という申し出があったことを明らかにしました。

これを受け、県連では執行部の役員らと協議したうえで申し出を受理し、承認したということです。

谷川氏は所属する安倍派の政治資金パーティーをめぐって、おととしまでの5年間に4000万円を超えるキックバックを受けていたとみられることが明らかになっています。

谷川氏は県連を通じて「このたびの事件に際し、迷惑をかけたことを深くおわび申し上げる。現時点では捜査中のため詳細を話せないが、責任をとって会長の職を辞任する」というコメントを発表しました。