フェンシングW杯 フルーレ団体 男子2位女子4位 五輪出場内定

フランスで行われたフェンシングのワールドカップのフルーレ団体で、日本は男子が2位、女子が4位に入りました。この結果、日本は男女ともにパリオリンピックの出場権を争うポイントレースで、アジア・オセアニア地区の2位以上が確定しそれぞれパリ大会の出場が内定しました。

フランスのパリで行われたフェンシングのフルーレのワールドカップは14日、男女の団体戦が行われました。

このうち、男子の世界ランキング1位の日本はキャプテンの松山恭助選手、敷根崇裕選手、飯村一輝選手、永野雄大選手の4人で臨みました。

日本は2回戦でスペイン、3回戦でエジプトを破り、準決勝では世界4位のフランスに競り勝ち、決勝に進みました。

決勝は世界3位のアメリカに39対45で敗れましたが、2位に入りました。

また女子で世界4位の日本は、東晟良選手、上野優佳選手、菊池小巻選手、宮脇花綸選手の4人で臨みました。

こちらは2回戦でスペイン、3回戦でカナダを破りましたが、準決勝で世界1位のイタリアに敗れました。

また、3位決定戦では世界8位のポーランドに41対44で敗れて4位となりました。

この結果、日本は男女ともにパリオリンピックの出場権を争うポイントレースで、ワールドカップ1大会を残してアジア・オセアニア地区の2位以上が確定し、パリ大会の出場が内定しました。

男子団体は前回の東京大会は開催国枠での出場でしたが、パリ大会は自力での出場権獲得です。

女子団体は2大会連続で自力で出場権を獲得しました。

男子のキャプテンを務める松山選手は「非常にうれしい。引き続き高みを目指してチーム一丸となって頑張っていく」とコメントしています。