巨人 門脇誠 自主トレ公開 ショートのレギュラー定着ねらう

プロ野球・巨人でショートのレギュラー定着をねらうプロ2年目の門脇誠選手が鹿児島県で行っている自主トレーニングを公開し「ゴールデン・グラブ賞をとることと、打率3割、出塁率4割を目指したい」と意気込みを話しました。

門脇選手はルーキーだった昨シーズン、126試合に出場し、打率2割6分3厘、ホームラン3本の成績を残した右投げ左打ちの内野手です。

シーズン終盤には持ち味の堅実な守備を評価されサードにコンバートされた坂本勇人選手に替わってショートのスタメンに抜てきされ2年目の今シーズンはレギュラー定着を目指しています。

門脇選手は14日、鹿児島県鹿屋市で行っている自主トレーニングを公開し、攻守の安定性を高めようと背中に乗せた紙風船を落とさないように動いたり、うつ伏せになって飛び跳ねる動作を繰り返したりして、上半身と下半身の連動性を高めるトレーニングに取り組んでいました。

この後、ノックを受けた門脇選手は去年、若手中心で戦う国際大会の日本代表に選ばれた際、井端弘和監督から教わった逆シングルでのグラブの使い方を丁寧に確認していました。

さらに、練習後には中学生を対象にした野球教室にも参加し、ショートのポジションで守備の指導をしたほか中学生のピッチャーと対戦する一幕もあり、鋭い打球を飛ばして盛り上げていました。

門脇選手は「体を強くすることに重点を置いていて、野球の動きにつながるようにいろいろな動作をすることで鍛えているが筋力量も体重も増えているし順調に練習できている。守備ではエラーなしでゴールデン・グラブ賞をとること、打撃では打率3割、出塁率4割を目指したい」と意気込んでいました。