新潟市 災害廃棄物の無料受け入れ 2月末まで延長

能登半島地震による液状化の被害が大きかった新潟市では、災害廃棄物の無料の受け入れ期間を1か月延長して、2月末まで行っています。

新潟市は、西区を中心に液状化の被害を受け、市内7か所のごみ処理施設で災害廃棄物の受け入れを無料で行っています。

このうち、西区の新田清掃センターでは、毎週日曜日に臨時の受け入れを行っていて、14日朝も市民が壊れた食器や汚れたカーペットなどを持ち込んでいました。

今月11日までに住民が持ち込んだ災害廃棄物は534トンにのぼっていて、市は無料の受け入れ期間を1か月延長しました。

西区に住む60代の女性は、「液状化で家が傾き、取り壊さないといけないので毎日、整理をしています。持ち込むのは3回目であすからまた雪が降りそうなので車に入る分だけきょう持ってきました。早く正常な生活に戻りたいです」と話していました。

被害が大きかった西区では、
▽新田清掃センターのほか、
▽第4赤塚埋立処分地でも災害廃棄物を受け入れています。

1月は土日も含めて毎日、受け入れていて、第4赤塚埋立処分地では土砂やブロック、れんが、灯籠、陶器類のみを受け入れています。