社民 福島党首が中国訪問へ 日中関係改善に向け意見交換予定

社民党の福島党首は、今週、中国を訪問して中国共産党の高官らと会談し、日中関係の改善に向けて意見を交わすことにしています。

社民党の福島党首らは、今週18日から3日間の日程で中国 北京を訪問します。

新型コロナの影響などもあり、社民党としての公式な中国訪問は、2014年以来10年ぶりです。

福島氏らは、政府系シンクタンクの「中国社会科学院」を訪れるほか、中国共産党で対外交流を担当する中央対外連絡部の幹部らと会談する予定です。

また、中国共産党の要人との会談も調整していて、日中関係の改善に向けて意見を交わすことにしています。

訪問に先立って福島氏は「社民党は軍拡に反対している。両国の間で絶対に戦争をしてはならないという党の思いや決意を中国側に伝えたい」と述べました。

社民党としては、党独自の外交で存在感を示したい狙いもあるものとみられます。