広島 江田島 林野火災 1日経過も鎮火見通し立たず消火活動続く

13日午前10時20分ごろ、「江田島市の陀峯山から煙が見えている」と消防に通報がありました。

消防車やヘリコプターが出動して消火活動にあたりましたが、山の中腹からふもとの海側に向かって燃え広がり、発生からほぼ丸1日がたちますが消し止められておらず消火活動が続いています。

NHKが午前9時ごろに上空から撮影した映像では、山の中腹の複数の箇所から白い煙が上がっていて、オレンジ色の炎も確認できます。

消防によりますと、午前9時の時点で山林およそ140ヘクタールが焼けたということです。

これまでのところ、けがをした人はいませんが、山のふもとに住む9世帯13人が避難したということです。

消防によりますと、火の勢いは次第に弱まってきているということですが、鎮火の見通しは立っていないということで、14日朝から県と広島市、それに自衛隊のヘリコプターあわせて4機が出て空からの散水を再開し、広島市の消防艇も加わって消火活動にあたっています。