巨人 新人合同自主トレ 西舘勇陽 “100%力出すため取り組む”

プロ野球、巨人の新人選手の合同自主トレーニングが始まり、ドラフト1位で入団した西舘勇陽 投手は「自分が求めている100%の力を出すために、いろいろなことに取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。

巨人に入団した新人選手の合同自主トレーニングは、川崎市にある球団の2軍施設で13日から始まり、育成選手を含めた12人全員が参加しました。

今シーズンから指揮を執る阿部慎之助 監督が視察に訪れ「やってやろうという気持ちをどれだけ持てるかが、プロ野球で長くプレーするために大切だ。その気持ちを大事に日々過ごしてもらいたい」と選手たちを激励しました。

このあと、ドラフト1位で入団した西舘投手は、ドラフト2位の森田駿哉 投手と40メートルほどの距離でキャッチボールを行い、伸びのあるボールを投げていました。

また、室内練習場のブルペンに移動し、傾斜のあるマウンドでフォームのバランスを意識することを目的にシャドーピッチングに取り組んでいました。

西舘投手は「けがをしないことを第1に、自分が求めている100%の力を出すためにいろいろなことに取り組んでいきたい」と話していました。

富山市出身 森田駿哉 “富山で投げられるようアピール”

ドラフト2位で入団した森田駿哉投手は富山市出身で、能登半島地震の発生当時、実家の近くにいたということで「立っていられないほどの揺れで改めて怖いと思った。被災した地元の人たちにも活躍する姿を見せるのが一番で、5月に富山で公式戦があるのでそこで投げられるようにアピールして、喜んでもらえることも一つの目標に頑張っていきたい」と話していました。