公明 災害関連死の防止へ 避難所の環境改善など政府に要望

能登半島地震を受けて、公明党は災害関連死を防ぐため、避難所の環境改善を図るとともにホテルや旅館などへの2次避難を進めることなどを政府に要望しました。

公明党は、能登半島地震を受けて緊急要望をまとめ、党の対策本部長を務める大口 元国会対策委員長らが総理大臣官邸を訪れて林官房長官に手渡しました。

緊急要望では、過去の災害の教訓を踏まえて災害関連死を防ぐ対応が求められるとして
▽プライバシーの確保や感染症対策など避難所の環境改善を図るとともに
▽高齢者や障害者などを受け入れる福祉避難所の開設や増設を進めること
それに、
▽避難所の運営を支える人員を増員することなどを求めています。

また、
▽体育館などの1次的な避難所から、ホテルや旅館への2次避難を進め、首都圏や関西圏などの自治体にも協力を要請すべきだとしています。

大口氏は記者団に対し「2次避難については、人と人との絆や地域のコミュニティーが大事なので、安心して避難できるようきめ細かく丁寧に対応してほしい」と述べました。