維新と「教育無償化を実現する会」 統一会派結成で調整

日本維新の会と、前原誠司氏らが立ち上げた新党「教育無償化を実現する会」は、国会で連携して活動するため、統一会派を結成する方向で調整を進めています。

国民民主党を離れた前原誠司氏ら5人の国会議員は先月、新党「教育無償化を実現する会」を立ち上げ、同じく教育の無償化を掲げる日本維新の会と連携のあり方について協議してきました。

そして、両党は、今月26日に召集される見通しの通常国会で連携して活動するため、衆参両院でそれぞれ統一会派を結成する方向で調整に入りました。

統一会派を結成した場合、法案への対応や基本的な政策で足並みをそろえる必要があるとして、両党の代表ら幹部が意見を交わす場を設けることなどを検討しています。

両党は、党内手続きを経た上で、来週前半にも統一会派の結成を発表したい考えです。

維新 遠藤国対委員長「統一会派 最終調整と報告受けた」

日本維新の会の遠藤国会対策委員長は、記者団に対し「藤田幹事長から統一会派の結成について『最終調整している』ときのう報告を受けた。教育無償化は、維新の会の理念の『一丁目一番地』と言っても過言ではなく、それを目指して頑張ることができればいい。政治は数であり、理念が共有できれば、一致して推進していくということに尽きる」と述べました。