大相撲 3場所連続休場の横綱 照ノ富士 初場所出場へ

大相撲で3場所連続で休場していた横綱 照ノ富士が今月14日に初日を迎える初場所に出場することになりました。

照ノ富士は、去年の名古屋場所を腰のけがで途中休場して以降、3場所連続で休場していましたが、初場所に向けては9日行われた横綱審議委員会の稽古総見で12番連続で相撲を取るなど調整を続けてきました。

11日は師匠の伊勢ヶ濱親方が取材に応じ、初場所については「出ることになっている」と照ノ富士の出場を明言したうえで「本人はいたって調子がよいと言っている」と話しました。

また、腰の状態については「先場所の前は当たるだけでも大変な思いをしていたのでその時よりはいい」と話しました。

一方で「稽古の量が足りていないので長い相撲をどれだけ取れるのかというのはある。今まで培ってきた体力はあるわけだから、やってみないことにははかれない」と不安も口にしました。

照ノ富士をめぐっては休場が続いていたことを受け、去年11月の九州場所のあとに開かれた横綱審議委員会で、委員の総意として「初場所はぜひ、姿を見せてほしい」という意見が出されていました。