ソフトバンク 近藤健介 鹿児島で自主トレ公開

プロ野球のパ・リーグで昨シーズン、ホームラン王と打点王のタイトルを獲得したソフトバンクの近藤健介選手が鹿児島県で自主トレーニングを公開し、ことしの目標を打率3割、出塁率4割以上と掲げました。

近藤選手は、日本ハムからソフトバンクに移籍した昨シーズン、プロ12年目で初めて全試合に出場しました。

そしてホームラン王と打点王、それに最高出塁率のタイトルを獲得し、ゴールデン・グラブ賞、さらにベストナインに選ばれました。

近藤選手は今月6日から鹿児島県の徳之島で自主トレーニングを行っていて、11日、その様子を報道陣に公開しました。

近藤選手は、体幹を鍛えながら柔軟性を高めるピラティスや、特殊なサングラスをかけて動体視力を鍛えるトレーニングなど、1時間半ほどのメニューをこなしました。

このあとバッティング練習を行い、スイングの再現性を高めるため手や腕に頼らず、体の回転でボールを打つことを意識し、フォームを安定させるトレーニングに1時間、取り組みました。

近藤選手は「いい感じの筋肉痛がきている。全試合出場を目標に体をいじめながら体力をしっかりつけていきたい」と話しました。

そのうえで、ことしの目標を打率3割、出塁率4割以上と掲げ「小久保監督もある程度、自分の数字を計算しているところもあると思うので、この数字は必ずクリアしたい。リーグ優勝と日本一に近づいていくために、しっかり成績を残したい」と意気込んでいました。