2次避難のため 約5700人分のバスなどの移動手段を確保 国交省

能登半島地震の避難者がホテルや旅館などの2次避難先に移るため、国土交通省はおよそ5700人分の移動手段としてバスやタクシーを確保しました。

国土交通省は、能登半島地震の避難者がホテルや旅館などの2次避難先に移る際の移動手段の確保の状況を公表しました。

それによりますと、2次避難先への移動を1日1回と仮定した場合
▽バスはおよそ5000人分
▽タクシーはおよそ700人分を
移動手段として確保したということです。

このうち、タクシーについては、乗務員が介助を行う「福祉タクシー」や車いすの利用者が乗りやすいよう設計された「ユニバーサルデザインタクシー」も一部で用意したということです。

国土交通省はバスやタクシー会社の情報を石川県に提供したうえで、1日2回以上移動をするなどできるかぎり輸送の人員を増やしたいとして具体的な準備を進めるとしています。