ロッテ 新人合同自主トレ始まる 1位指名 上田希由翔が意気込み

プロ野球、ロッテの新人選手の合同自主トレーニングが始まり、ドラフト1位で入団した上田希由翔選手が「2月のキャンプでいいスタートが切れるように、できることをコツコツとやっていきたい」と意気込みを話しました。

ロッテの新人選手の合同自主トレーニングは本拠地のZOZOマリンスタジアムで10日から始まり、育成選手を含めた10人全員が参加しました。

吉井理人監督など首脳陣が視察する中、選手たちはウォーミングアップやキャッチボールに続いて、内野での守備練習を行いました。

このうち、明治大からドラフト1位で入団した上田選手は軽快なフットワークでゴロをさばいていました。

練習の最後に行われたティーバッティングでは、村田修一打撃コーチが見守る中、スイングを確かめながら、1球1球丁寧に振り込んでいました。

上田選手は「初日にZOZOマリンスタジアムで練習することができてよかった。2月のキャンプでいいスタートが切れるように、この1か月間、できることをコツコツとやっていきたい」と意気込んでいました。

吉井監督は新人選手に対して、「それぞれが自分の理想を考えていると思う。その理想に近づいて、超えてくれるような選手になってほしい」と期待を寄せていました。

新人選手たちは今月24日まで合同自主トレーニングを行い、来月1日からの春のキャンプに備えます。

育成4位 藤田和樹「早くこのグラウンドでプレーしたいと思った」

宮崎の延岡学園から育成ドラフト4位で入団した藤田和樹選手は初日の練習を終えて、「人工芝の球場で練習するのが初めてで、感動したし、早くこのグラウンドでプレーしたいと思った」と振り返りました。

そして、ティーバッティングでは、ドラフト1位で入団した上田希由翔選手とペアを組み、力強いスイングで振り込んでいて、「動画なども見させてもらっていて、お手本のようなバッティングをするので、一つでも何かを吸収させてもらいたいという思いで自分からお願いした」と話していました。

また、延岡学園の先輩の黒木知宏投手コーチとあいさつを交わし、「一緒に頑張っていこう」と声をかけられたということです。

その上で、今後に向けては、「体を鍛えて1軍でプレーするための自分を作っていくことを意識して取り組んでいきたい」と意気込みを話していました。