ふるさと納税で被災地支援 4仲介サイトの寄付総額24億円超に

能登半島地震で被害を受けた地域を支援をしようと、ふるさと納税を利用した寄付が広がっています。これまでに4つの主な仲介サイトを通じた寄付金額は、総額で24億円を超えています。

ふるさと納税の仲介サイトでは、今回の地震で大きな被害を受けている地域を支援しようと、特設サイトを設けて、ふるさと納税を通じた自治体への支援を呼びかけています。

仲介サイトを手がける4社によりますと、10日午後2時までに、寄付金額は、総額で24億円を超えています。

仲介サイトのうち、
▽「ふるさとチョイス」には、10日午後2時までに9億円余り
▽「楽天ふるさと納税」には、6億9000万円余り
▽「さとふる」には、6億8000万円余り
それぞれ集まりました。

また
▽「ふるなび」には9日までにおよそ1億4700万円の寄付金が集まっていて
ふるさと納税を通じた支援の輪が広がっています。

各仲介サイトの特設ページを通じて集まった寄付金はサイトの利用手数料を支払うことなく、自治体が受け取ることができるということです。

また一部のサイトでは、被災した自治体の業務負担を減らすため、被災していない自治体が代理で寄付を受け付けて被災地に届ける「代理寄付」の活用も進めています。