岸田首相 能登半島地震の被災地 早ければ13日にも視察で調整

能登半島地震を受けた政府の対応をめぐり、岸田総理大臣は、適切な支援を着実に進めていく上で被災地の実情を直接把握したいとして、早ければ今週13日にも現地を視察する方向で検討しています。

今回の大地震を受けて、岸田総理大臣は、被災地の復旧・復興に向けて切れ目なく支援を続けていく方針で、9日、政府の対策本部でも「被災者に寄り添い、日々変化するニーズに先手先手で対応する」と述べました。

政府関係者によりますと岸田総理大臣は、適切な支援を着実に進めていく上で被災地の実情を直接把握したいとして、早ければ今週13日にも現地を視察する方向で検討しているということです。

ただ、天候や自治体の受け入れ態勢など状況しだいでは、翌14日以降にずらすことも想定していて、慎重に見極めた上で最終判断を行う方針です。

視察では、自衛隊機で現地に赴き避難所や支援物資の集積所を訪れるほか、石川県の馳知事をはじめ自治体関係者と意見を交わす案などが協議されていて、政府は日程とあわせて詰めの調整を続けています。