石川 し尿処理施設被災で稼働停止 回収したし尿の処理が課題に

能登半島地震で石川県の5つの市と町にあるし尿処理施設が被災して稼働を停止し、仮設トイレなどから回収したし尿の処理が課題になっているということで、環境省と県は8日から停止中の2つの施設に一時的にためる対応をとっています。

環境省と石川県によりますと地震による損傷などで稼働が停止しているのは、輪島市、珠洲市、穴水町、七尾市、中能登町にある合わせて5つのし尿処理施設です。

一方、県内の避難所などでは9日までに400余りの仮設トイレが設置され、処理が課題となっています。

これまでは県南部の白山市の処理施設に運んでいましたが、輸送に時間がかかることから、稼働を停止している珠洲市の「浄化センター」と七尾市の「ななかクリーンセンター」に一時的にためる対応を8日から始めたということです。

回収するバキュームカーも県外の応援車両が入り、9日からはこれまでより10台多い30台で対応しているということです。

伊藤環境大臣は「生活ごみについても名古屋市から収集車の派遣を受け、順次回収を行っている。避難所での生活環境に支障を来すことがないように支援を続けていく」としています。