ふるさと納税で被災地支援 仲介4サイトの寄付総額21億円超に

能登半島地震で被災した地域を支援をしようと、ふるさと納税を利用した寄付の動きが広がっていて、4つの主な仲介サイトを通じた寄付金額は総額で21億円を超えています。

ふるさと納税の仲介サイトでは、今回の地震で大きな被害を受けている地域を支援しようと、特設サイトを設け、ふるさと納税を通じた自治体への支援を呼びかけています。

仲介サイトを手がける4社によりますと、9日午後2時までに、寄付金額は、総額21億円を超えています。

仲介サイトのうち
▽「ふるさとチョイス」には、9日午後2時までに8億2000万円余り
▽「さとふる」には、6億2000万円余り
▽「楽天ふるさと納税」には、5億6000万円余り
それぞれ集まりました。

また、
▽「ふるなび」には、8日までにおよそ1億3000万円の寄付金が集まっているということです。

各仲介サイトの特設ページを通じて集まった寄付金はサイトの利用手数料を支払うことなく、自治体が受け取ることができるということです。

また※一部のサイトでは、被災した自治体の業務負担を減らすため、被災していない自治体が代理で寄付を受け付けて被災地に届ける、「代理寄付」の活用も進めています。

※一部のサイトは「ふるさとチョイス」「ふるなび」