輪島「朝市通り」の火災現場 きょうから100人態勢で集中捜索へ

今月1日の能登半島地震で震度6強の揺れを観測した、石川県輪島市の中心部「朝市通り」で発生した大規模な火災現場で、9日から警察が集中的な捜索を行い、遺留品などを探すことにしています。

1月1日の午後6時ごろ、輪島市中心部の河井町にある観光名所「朝市通り」で大規模な火災が発生し、店舗や住宅など200棟以上が焼けたとみられています。

警察は9日から4日間、100人態勢で集中的な捜索を行って現場の状況を詳しく調べ、遺留品などがないか探すことにしています。

今回の火災では地震による断水や大津波警報の発表などで消火活動が難航し、焼失面積はおよそ4万8000平方メートルと推計されています。