広島 新人合同自主トレ 常廣羽也斗「1軍で戦える体作りを」

プロ野球・広島の新人選手の合同自主トレーニングが始まり、ドラフト1位で入団した常廣羽也斗投手は、「1軍の選手と戦っていける体を作りたい」と意気込みを語りました。

広島の新人選手8人は7日、広島県廿日市市にある球団の寮に入り、8日から寮に隣接する練習場で合同自主トレーニングを始めました。

練習は午前10時ごろから始まり、選手たちはストレッチやダッシュなどウォーミングアップのメニューをこなしたあと、キャッチボールをしたり、ノックを受けたりしました。

青山学院大からドラフト1位で入団した常廣投手は、大学の野球部を引退したあと本格的な練習から離れていたため、キャッチボールでは山なりのボールを投げるなど自分のペースで調整を進めていました。

常廣投手は、「野球に専念できる環境だと感じた。体の状態が上がっていないので来月のキャンプに向けてもっと動けるようにして、1軍の選手たちと戦っていける体を作りたい」と話していました。

また、地元の広陵高校出身で大阪商大からドラフト2位で入団した高太一投手は、「ほかの新人選手とキャッチボールをして刺激になった。キャンプからアピールできるように頑張っていく」と話していました。

新人選手たちは、今後も合同で自主トレーニングを続け、来月の春のキャンプに備えることにしています。