羽田空港 8日に事故滑走路の運用再開 多数の欠航解消の見通し

日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故の影響で多くの便が欠航していた羽田空港を発着する国内線は8日、事故が起きた滑走路の運用が再開され、多くの便の欠航が解消される見通しです。

1月2日の事故発生後、羽田空港を発着する国内線は連日200便以上の欠航が続き、7日は
▽日本航空で98便
▽全日空で96便
▽スターフライヤーで8便
▽ソラシドエアで6便が欠航となりました。

これによって
▽日本航空で1万4790人
▽全日空で1万6400人の
少なくとも合わせておよそ3万1190人に影響が出たということです。

8日は事故が起きた滑走路の運用が再開される見通しで、全日空では欠航が解消され、全便を運航する予定です。

日本航空は一部影響が続き、羽田空港と大阪空港、福岡空港、それに熊本空港を結ぶ14便で欠航が決まっていますが、それ以外の便は運航を再開します。

全便の運航再開は1月10日になる見通しです。

日本航空と全日空によりますと、この事故の影響で1月2日から7日までの6日間に、国内線合わせて1227便が欠航し、合わせておよそ22万1910人に影響が出たということです。