DeNAドラフト1位 度会隆輝が入寮 “イチローさんみたいに”

プロ野球・DeNAにドラフト1位で入団した度会隆輝選手がイチローさんからもらったという年賀状を持参して7日、選手寮に入り、「イチローさんみたいになりたい」と決意を述べました。

DeNAの新人選手は、7日、育成選手を含む11人全員が神奈川県横須賀市にある球団の選手寮に入りました。

このうち、巧みなバットコントロールと長打力を持ち味に社会人野球のENEOSで活躍しドラフト1位で入団した度会選手は、交流があるイチローさんからもらったという年賀状を持参して午後2時ごろに寮に入りました。

度会選手は「ドラフトで選ばれたあとはまだ時間があると思っていたが気がつけばあしたからプロとしての生活が始まるのでやっとこの時が来たなと感じています」と話しました。

そしてイチローさんと食事をしたときにもらったという年賀状について「イチローさんみたいになりたいということでこの年賀状を持ってきました。50歳と思えないような身のこなしとかで圧倒されるものが多いので僕もそういう選手になりたい」と決意を述べました。

その上で、今後について、「自分のセールスポイントである元気を出して、見ている人に元気を与えたい」と意気込みを語りました。

DeNAの新人選手は、8日から始まる合同自主トレーニングに臨み、来月の春のキャンプに備えます。

ドラフト3位 武田「これからが本当のスタート 一生懸命に」

ドラフト3位で入寮し投打の『二刀流』として注目される山形中央高校の武田陸玖選手は、高校の生徒会からもらったという”ハマの二刀流”と書かれた似顔絵を持参して入寮しました。

武田選手は「改めて応援してもらっていることを感じました。自分は体が大きくもないし、プロの厳しい世界で二刀流は難しいと思いますが、活躍して体が小さくてもできるということを証明したい」と話しました。

そして「これからが本当のスタートになるので一生懸命頑張りたい。親元を離れるのも初めてなので不安も正直ありますが自分の役割果たして山形県民に勇気を与えられるように頑張りたい」と話しました。