アーティスティックS日本代表 世界選手権へ向けて演技披露

アーティスティックスイミングの日本代表が、パリオリンピックの出場権がかかる来月の世界選手権へ向けて演技を披露し、キャプテンの吉田萌選手は「絶対にオリンピックの出場権を獲得して夏に向かいたい」と意気込みを語りました。

アーティスティックスイミングの日本代表は、去年のアジア大会で2人で演技をする「デュエット」でパリオリンピックの出場権を獲得していて、8人で演技する「チーム」は、来月カタールで開かれる世界選手権で上位5チームに入れば、出場権を獲得します。

世界選手権に向けて調整を続ける日本代表は7日、東京・江東区の東京アクアティクスセンターで行われた競泳の大会の中で観客を前に演技を披露しました。

このうち「チーム」のフリールーティンでは、「チェス」をテーマにした演技を披露し、動きに若干のばらつきがあったもののフォーメーションの変化やキレのある手の動きなどで盤上を動く駒を表現しました。

キャプテンの吉田選手は「世界選手権に向けて常に進化を求めていて、日本はまだまだ行くぞと見せることが大事だと思っている。絶対にパリオリンピックの出場権を獲得して夏に向かいたい」と意気込みを語りました。

また、デュエットのテクニカルルーティンでは、去年の世界選手権で金メダルを獲得した、安永真白選手と比嘉もえ選手のペアが、「CoolJapan」をテーマに「和」と「洋」を組み合わせた曲に乗せて新たな演技を披露していました。