トヨタ 国内工場で新年の生産開始へ 地震で一部仕入れ先被害も

トヨタ自動車は、能登半島地震で一部の仕入れ先が被害を受けましたが、8日から予定どおり国内の工場で新年の生産を始めることを明らかにしました。今月15日以降の稼働については、今週中に改めて判断するとしています。

トヨタ自動車によりますと、能登半島地震で部品メーカーなど仕入れ先の一部が被害を受けたため、新年最初の稼働日となる8日から国内の工場で生産できるかどうか調査していました。

その結果、被災していない地域にある在庫の部品を活用することで、8日から今月12日までグループ会社を含めて国内13の完成車工場で予定どおり生産することを明らかにしました。

トヨタは来週、今月15日以降の稼働については今週中に改めて判断するとしていて「現地では余震も続く中、引き続き、関係の方々の安全、地域の復旧を最優先に、丁寧に状況を確認しながら、別途判断する予定です」とコメントしています。