七草がゆで無病息災 能登半島地震からの復興願う 東京 浅草

東京 台東区の神社で、無病息災や、能登半島地震からの復興を願って七草がゆをふるまう催しが行われました。

東京 浅草にある鷲神社では、七草の節句の7日、境内で春の七草が入ったかゆがおよそ1000食分作られました。

神社には、朝から七草がゆを求める家族連れなどが集まり、出来たての七草がゆを口にしながら、ことしの無病息災や、元日に発生した能登半島地震の復興を願っていました。

娘と訪れたという50代の女性は「七草がゆを初めて食べました。元日の地震では、新潟にいる知人が被災して心配です。寒さに気をつけて過ごしてほしいと連絡しました」と話していました。

主催した鷲神社奉賛青年会の福田知輝 会長は「1年間無事に過ごせるようと七草がゆを配っています。地震で被災された方々にはいつもどおりの生活が戻るよう祈るばかりです」と話していました。