スキージャンプW杯 小林陵侑「ジャンプ週間」3回目総合優勝

スキージャンプの小林陵侑選手が年末年始恒例のワールドカップ4戦で争う「ジャンプ週間」の最終戦で2位に入り、合計ポイントでトップを守って史上6人目となる通算3回目の「ジャンプ週間」総合優勝を果たしました。

2022年の北京オリンピックのスキージャンプ男子で金メダルを獲得した小林選手は、年末年始恒例のワールドカップ4戦で争う伝統の「ジャンプ週間」で、3戦目までいずれも2位に入り合計ポイントで4.8ポイントの差をつけてトップに立っていました。

6日は、オーストリアのビショフスホーフェンで「ジャンプ週間」の最終戦を兼ねたワールドカップ個人の第12戦がヒルサイズ142メートルのラージヒルで行われました。

小林選手は1回目で137メートルをマークしトップに立ち、2回目でも139メートルと飛距離を伸ばしました。

しかし、今シーズンここまでワールドカップ5勝を挙げている地元オーストリアのシュテファン・クラフト選手にわずか1.3ポイント及ばず合計287.6で2位となりました。

小林選手は「ジャンプ週間」の4戦でいずれも2位に入り、合計ポイントを1145.2としてトップを守って、2シーズンぶり通算3回目となる「ジャンプ週間」の総合優勝を果たしました。

通算3回目の総合優勝は日本選手初で史上6人目の快挙です。