能登半島方面への一部道路 7日から緊急車両以外を規制

石川県と石川県警は被災地での人命救助や復旧作業を円滑に進めるため、能登半島方面につながる「のと里山海道」などの一部で、7日から当面の間、緊急車両以外の通行を規制すると発表しました。

石川県と石川県警によりますと、緊急車両以外の通行が規制されるのは、かほく市から七尾市までの
▽「のと里山海道」
▽県道「田鶴浜堀松線」
のいずれも穴水町方向に向かう下り線です。

【のと里山海道】
▽県立看護大IC~徳田大津ICの間

【田鶴浜堀松線】
▽徳田大津IC~大津交差点までの間

県などによりますと、この区間では車両の通行が集中し、渋滞が発生するケースがあり、円滑な物資の輸送に支障が出ているということで、規制は7日午前8時から当面の間、実施するということです。

【この区間を通行できるのは】
▽警察や消防、救急関係の車両
▽災害救助や復旧活動に使用される車両
▽物資の輸送車両
▽通行のための証明書などを所有している車両
に限るということです。

警察は規制する区間のそれぞれのインターチェンジに警察官を配置して、通行できる車両か確認することにしていて、通行できない車両は国道159号線を利用してほしいと呼びかけています。