井上尚弥 米ボクシング専門誌で年間最優秀選手に 日本人で初

プロボクシングの2階級で主要4団体の統一王者となった井上尚弥選手が日本選手として初めて、100年を超える歴史があるアメリカのボクシング専門誌で年間最優秀選手に選ばれました。

去年、スーパーバンタム級に転向した井上選手は7月に世界タイトルを獲得すると、先月行われた王座統一戦を制して、史上2人目となる2階級での4団体王座統一を果たしました。

これを受けて、創刊から100年を超える歴史があるアメリカのボクシング専門誌「ザ・リング」は5日、去年の年間最優秀選手に井上選手を選出したと発表しました。

ボクシング界で権威があるとされるこの賞を日本選手が受賞するのは初めてで、アジアの選手としての受賞は6階級制覇を成し遂げたフィリピンのマニー・パッキャオさん以来、2人目だということです。