天皇皇后両陛下 能登半島地震で石川県知事にお見舞い

天皇皇后両陛下は、今回の能登半島地震で甚大な被害が出ている石川県の馳知事に、側近を通じてお見舞いの気持ちなどを伝えられました。

宮内庁によりますと、両陛下は、元日に発生した最大震度7の地震で大規模な被害が発生し、特に石川県で多くの犠牲者が生じ、今なお安否が不明の人や避難を余儀なくされている人が多くいることに、深く心を痛められているということです。

両陛下は、犠牲者を悼む気持ちと、被害を受けた人たちへのお見舞いの気持ち、それに災害対策のために尽力している関係者へのねぎらいの気持ちを、5日、側近を通じて石川県の馳知事に伝えられました。

両陛下は、国民文化祭などの開会式に出席するため去年10月に石川県を訪問されていました。

宮内庁によりますと、上皇ご夫妻や秋篠宮ご夫妻など皇族方も地震発生直後から報道などで被災地の状況を見て、甚大な被害が発生していることに大変心を痛められているということです。