被災の幹線道路復旧進む 輪島市中心部まで大型車も通行可能に

石川県内では地震の影響で被災した幹線道路の復旧作業が進み、珠洲市や輪島市、それに能登町の中心部まではタンクローリーやトラックなどの大型車も通行できるようになっています。

石川県によりますと「珠洲道路」や主要地方道「七尾輪島線」などの幹線道路は4日午後2時に復旧作業が終わり、大型車も通行できるようになりました。

これによって地震で大きな被害が出ている珠洲市や輪島市、それに能登町の中心部まではガソリンなどを運ぶタンクローリーや食料や毛布などの支援物資を運ぶトラックがたどり着けるようになったということです。

ただ、こうした市や町の全域で大型車が通行できるようになるには時間がかかるということです。

県は、必要な物資を市役所や町役場などに運ぶことで多くの人に行き渡るようにしたいとしています。